BLUE PROTOCOL急遽サービス終了を発表
2024年8月28日、BLUE PROTOCOL公式サイト及びX公式より、2025年1月28日22時をもってオンラインゲーム『BLUE PROTOCOL』のサービスが終了となることが発表された。
BLUE PROTOCOLは2023年6月にリリースされた比較的新しいアニメレンダリング系MMORPGだったが、サービス開始から1年半でのサービス終了という残念な結果となってしまった。
約8年の開発期間で作られた大作であったためにリリース当初は多くのユーザーを賑わせたが、近年のゲームプレイ時間減少傾向の波や、対抗ゲームやアプリの登場で思ったよりも奮わず、開発費の回収が難しかったのが原因ではないかと考えられる。
2025年1月28日のサービス終了までイベントやキャンペーンは順次実施されることとなっており、スケジュールについては公式HPから確認することができる。
ユーザーはどこへ行くのか…流入先は…
MMORPGのユーザーは多くの場合別のMMORPGに流入するというのが歴史的な流れだが、BLUE PROTOCOLのユーザーがどこに行き着くのかについても少々話題になっている。
選択肢としては、同じくアニメレンダリング系のオンラインゲームの『ソウルワーカー』や『PSO2ニュージェネシスver.2』、王道MMORPGオンラインゲームの『黒い砂漠』などが挙げられる。
黒い砂漠 | PearlAbyssID登録ページ |
ソウルワーカー | 公式HP |
PSO2ニュージェネシスver.2 | 公式HP |
しかし、『BLUE PROTOCOL』は2023年リリースの新しいオンラインゲームであったため、そもそも上記のオンラインゲームを離れて『BLUE PROTOCOL』にきていたプレイヤーも多いだろう。
オンラインゲーム自体がソシャゲ時代の波に飲まれつつある近年では、MMORPGの代替になるタイトルは少ない。ユーザーがどこに行き着くのか、もうMMORPG自体から離れてしまうのかは気になる部分ではある。
MMORPGやPC端末にこだわらないのであれば、近年流行中のHoYoverseタイトル『ゼンレスゾーンゼロ』、『崩壊スターレイル』や『原神』、または今年5月にKURO GAMESからリリースされた『鳴潮』などはアニメレンダリングとして親和性はある。
いずれにしてもMMORPGとしての遊び方や、コンテンツとしてはどうしてもソシャゲ規模にならざるを得ないので、BLUE PROTOCOLユーザーの性質に合うかどうかはわからないというのが難点だ。