キャラクター解説ページの情報も大体まとまって、実際に「ダイアリン」をある程度プレイできたので、変調レビューとかしていこうと思います。引くべきか悩んでいる人がいれば一意見として参考にしてください。
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目次
結論:ダイアリン は強い?

結論から言うと、「ダイアリン」はVer2.4環境において[撃破]ではトップ、汎用サポーターとしてもトップクラスの状態です。
スキル性能だけで見ると今までのキャラとそこまで差はなく、【虚狩り】【宗主】に比べれば「そこまで強いか…?」と思う人もいるかも知れませんが、複数の強いポイントを押さえていて今後の環境においても必須級になってくる可能性があります。
ダイアリン のどこが強い?
性能について

「ダイアリン」は性能面でかなり優遇を受けています。この優遇は直近の「リュシア」「イドリー」よりも大きいもので、度合いとしては「シード」に近い壊れ方をしています。
まず、「ライト」「青衣」が専売特許としていた効果を併せ持っているという点。効果量こそ「ライト」「青衣」には劣りますが、「ブレイク時間延長」と「ブレイク弱体倍率増加」を同時に持っているというのが何よりも強力で、[撃破]としての使いやすさはダントツです。
「ダイアリン」単独で2種の効果を持つ上に、「ライト」「青衣」にはできない『追加能力』での追加ダメージや、味方メンバーへの「与ダメージ増加」を持っており、単独でできるサポート効果の幅が尋常ではありません。
また、味方の『連携スキル』を強制発動させる効果や、次のメンバーの『連携スキル』を『終結スキル』にグレードアップさせる効果など、いい意味で悪用しやすい効果を持っているのも魅力的で、「アストラ」「イヴリン」「朱鳶」などにも編成上での恩恵を与えること可能です。
スキル効果が強いキャラの多くは、ダメージ倍率・ブレイク倍率で調整されているケースが多いです。「オルペウス&鬼火」や「ジェーン」辺りがいい例で、非常に高い倍率のバフ効果が発生する分は、元々のスキルダメージ倍率を低くすることで調整されています。
しかし、「ダイアリン」もある程度は調整されているものの、主要ワザとなる『強化特殊スキル』に関しては何故かぶっ壊れ性能となっており、エネルギー消費に対するダメージ倍率・ブレイク倍率はトップクラスです。
新キャラが強いのはある種当然ではあるのですが、物理属性撃破としてそもそも高待遇な上にこれだけスペックが高いと既存キャラが若干可哀想なほどではあります。
環境での有用性

Ver2.xではストーリーが六分街から衛非地区に変わり、ミアズマに関するエネミーが中心に出現するようになりました。
ミアズマ環境では、【ミアズマシールド】を持つボスが多数存在し、【ミアズマシールド】を持つボスは一時的に「防御力」が大幅に増加、ブレイクゲージも蓄積しなくなります。また、そもそもの「防御力」が今までのボスの1.6~1.7倍ほどあるボスも出現するようになっています。
そのため、「防御力」を無視することができる[命破]特性や、「防御力」を減少・無視できる「防御力ダウン」「貫通率」が重視されており、それらの効果を持たない[強攻][異常]のアタッカーは苦戦を強いられる形となります。
そこで重要になるのが[強攻][命破]の両方と相性が良い[撃破]特性。高いブレイク値を活かして【ミアズマシールド】を解除させることが[撃破]の最重要項目となります。
「ダイアリン」はブレイク性能が元々高い上に、「衝撃力」が「開幕会心率」によって高まる仕様を持っているので、ダメージ性能も自然と高くなる傾向があります。また、[撃破]用ドライバディスク「大山を統べる者」による、味方メンバー全員の「会心ダメージ」底上げとも相性が良く、とにかくステータスに無駄が生まれづらいです。
「攻撃力」「透徹力」などのステータスバフはアタッカーの種類を選ぶため、編成上でも相性の良し悪しがあります。「リュシア」が[強攻]中心の編成で使用しづらい現象や、「シード」「オルペウス&鬼火」が[命破]中心の編成に挟みづらい現象はこのためです。
一方「ダイアリン」はというと、「攻撃力増加」バフを持たない代わりに、「ブレイク時間延長」「ブレイク値弱体倍率増加」「与ダメージ増加」「追加ダメージ」「味方メンバーの『連携スキル』を強制発動」「『連携スキル』を『終結スキル』にグレードアップ」と、[強攻][命破]のどちらでも使用できるというのが最大のメリットと言えます。
もちろん、「ブレイクすること自体ができない敵」が登場した場合、「ダイアリン」は活躍のチャンスが減りますが、そうなると全ての[撃破]特性が瀕死の重症となってしまうため、そのようなアップデートはほぼこないだろうと予想できます。
過去環境から見ても、現環境から見ても、「ダイアリン」の有用性は非常に高く、復刻で「ライト」「青衣」「橘福福」を引くよりも遥かに使いやすい状態が続くと考えて良いでしょう(【ポテンシャル解放】まではわかりません)。
将来性の話

引くべき理由として挙げられる最大の要素は、【虚狩り】である「葉瞬光」が物理属性強攻というスペックであるためです。
前述した通り、ミアズマ環境においては[強攻]はやや不遇、[命破]のように「防御力」に対する対抗策を取る必要があります。
そこで重要になるのが「ダイアリン」のような高いブレイク性能を持つ[撃破]特性で、強攻中心編成が取れる対抗策の内の一つとなります(もう一つは「貫通率」だが「ダイアリン」実装時点では現実的ではない)。
「葉瞬光」は貫通率特化型という情報が出回っていて、「ダイアリン」が必ずしも必要であるということにはなりませんが、「貫通率」「防御力ダウン」「防御力無視」は他のステータスと違い、高めれば高めるだけ効果があります。
重要なのは、「葉瞬光」の性能と「ダイアリン」のブレイク関連効果は役割を食い合うことはないということです。
最もシンプルに考えるのであれば、「葉瞬光」「リナ」の2名を採用した【貫通率特化型編成】が有力で、残り一枠にどのキャラを挿すかが問われます。「リナ」の代替は「アストラ」ですが、どちらにしても[支援]特性なので残り枠は[撃破][防護]辺りをピックするのが妥当です。
候補としては「シーザー」「プルクラ」「橘福福」「ダイアリン」「照」「トリガー」が上がってきますが、性能や属性一致で見ると「ダイアリン」が最有力候補となります。
つまり、Ver1.xの最強編成だった「星見雅」「月城柳」「アストラ」のような理論値構成、Ver2.xでの最強強編成を作るのであれば「ダイアリン」の存在は必要不可欠になる可能性があるということです。
ダイアリン は引くべきか、引かないとしたらどんな理由?

さて、ここまで長々と講釈を垂れて来たわけですが、結論としては”「ダイアリン」は引いたほうが良い”です。理由はわかりきっていますが、当然「かわいいから」です。あとなんか強いとかいう、それほど重要じゃないけどあったら嬉しいなくらいの理由もあります。
ただし、これは「盤岳」や「照」をどうするかという話に繋がってくるため、プレイヤーによって考え方が大きく変わります。逆に、どのようなプレイヤーだったら見逃しを考慮するかを考えます。
ケース①:葉瞬光を引く気がない、強さにこだわらない

「ダイアリン」が居て得られる最大のメリットは「かわいい」ということですが、一応「葉瞬光」実装時の理論値編成を組むことが可能というサブメリットもあります。
一応、現状想定されているVer2.xの理論値編成メンバー候補は、【虚狩り】である「葉瞬光」をメインに添えて、「シード」「ダイアリン」「照」、次点で妄想エンジェルから誰かしらが入ると考えられます。
つまり、「葉瞬光」を引かないのであれば「ダイアリン」は単なる[撃破]、ミアズマ環境を乗り越えるだけなら別に[命破]を頼れば良いというわけです。
ケース②:照待ち状態でポリクロームの消費が怖い

「照」にきゅんきゅん来ているケモナーの民に関しては、流石に「ダイアリン」見送りも検討です。
現状、「照」のスペックは全特性対応可能な氷属性防護というところまでわかっているため、サポーター枠で「ダイアリン」と併用するかはケモナー次第です。
ただし、いずれの陣営も属性特性にかかわらずある程度は効果に関連性を持っているため、「ダイアリン」「照」「盤岳」が完全に離別することはないだろうと予想されます。
Ver2.4「ダイアリン」「盤岳」を完全スルーして、「照」に備えるという鋼の意志がある場合には引かなくても良いかもしれません。
ケース③:妄想エンジェル一点張り

「葉瞬光」実装後、ついに妄想エンジェルのメンバーが登場すると予想されています。
ゼンゼロ開始次点から判明していた陣営で(旧バーチャルアイドル(仮))、ゼンゼロでは珍しく大人っぽいメンバーがいないグループとなっています。公開されているヴィジュアルから期待感が高く、Ver1.xの次点からポリクロームを貯めているという人も居るようです。
8月には公式TwitterアカウントとYoutubeチャンネルが開設されており、いよいよメディア展開も含めて本稼働を始めようとしています。
妄想エンジェルX公式アカウント:https://twitter.com/AOD_JP_Official
妄想エンジェルYoutube公式アカウント:https://www.youtube.com/@AOD_JP_Official
兼ねてよりこの陣営に入れ込んでいるプレイヤーについては、一旦「ダイアリン」見送りもありだと考えられます。
元々予想されていた属性や特性では、物理属性撃破・エーテル属性支援・エーテル属性異常と言われていましたが、既に「ダイアリン」「リュシア」「ビビアン」の登場によって存在しているため、今後どのようなポジションになるかは不明です。
「ダイアリン」はまだ初登場で、復刻するにしても1年以内と考えられます。妄想エンジェルもその頃には全員集合しているはずなので、それを見てからもう一度検討しても良いかもしれません。
最後に

かわいいし、引いたら良いと思いますよ。
「盤岳」引かなかったらまだ溜める期間があるじゃあないですか。
『Zenless Zone Zero』は HoYoverse の登録商標です。
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