ゼンレスゾーンゼロ、白祇重工所属『ベン・ビガー』のキャラクター解説です。『ベン』を採用したパーティ編成や心象映画の凸効果、おすすめ音動機や採用ボンプの参考にどうぞ。
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【総合評価】
凸数 | 評価ランク | 評価コメント |
---|---|---|
無凸 | ・単独戦闘が可能なスペックとスキル ・『強化特殊スキル』のカウンターであらゆる攻撃を受け止める ・時間制限のない【式輿防衛戦】などの限られた戦闘で実力を発揮 | |
6凸 | ・凸で性能に大きな差はでない |
>単騎性能の高い防御力特化型エージェント
ベンは基本ステータスが高く単騎性能に特化したエージェントで、もともとのHP/攻撃力/防御力の基礎ステータスが他のエージェントと比較しても高く設定されており、固有能力がなくても全ステータスの平均値はトップクラスです。
加えて、『コアパッシブ:守護』によってベンの開幕攻撃力が自身の開幕防御力の40%~80%分アップするため、防御力を高くするほど攻撃性能も上がる仕様になっています。
初の防護エージェントでありながら、Ver 1.2時点で唯一の防御力参照エージェントということで、他のエージェントとは異なった戦闘方法やステータスが特徴的なエージェントとなっています。
>『強化特殊スキル』でカウンター
ベンは敵の攻撃が自身にあたる瞬間にタイミングよく『特殊スキル』か『強化特殊スキル』を発動することで、ダメージを受けずに強力な反撃(カウンター)を行います。
モチーフ音動機『ビガー・シリンダー』もカウンターを使用することを想定した設計となっており、防御を主体としてダメージを増やしていく立ち回りが可能です。
慣れないと難しい反面、高難易度の【式輿防衛戦】などでは高い耐久力とカウンターによって長期戦に持ち込むことが可能なので、他のエージェントでは突破が難しいような戦闘でパフォーマンスを発揮します。
>脚の遅さがチャームポイント
高いステータスと引き換えに移動速度が全エージェント中で最も遅いです。
『回避』も移動距離が非常に短くほとんどその場から動くことがないほどですが、『回避』の無敵性能自体は悪くなく『回避反撃』も使いやすいのでむしろ優秀な部類のスキルとなっています。
脚の遅さは愛嬌の一つと割り切りましょう。
【スキル・強化優先度】
スキル | 優先度 | 優先理由 |
---|---|---|
コア |
★★★★★ | ・ 開幕攻撃力に加算される開幕防御力の割合が決まるので最優先 |
通常 |
★★★★・ | ・ 他のスキルに比べると相対的に優先度は高くなる |
回避 |
★★・・・ | ・ 回避主体の戦い方もあるが強くはないので優先度は低め |
支援 |
★★・・・ | ・ パリィ性能は高いがダメージ倍率は平均よりも低いので優先度低め |
特殊・特殊強化 |
★★★★★ | ・ ベンのメインスキルとなるので最重要 |
連携・終結 |
★・・・・ | ・ 終結スキルのダメージ倍率が低めなので優先度は低め ・ ソロ出撃することもあるので連携スキルを使用しないケースもある |
特記事項 | 不可 | 可 | 得意 |
---|---|---|---|
パリィ支援 | – | – | ◯ |
銃弾弾き | ◯ | – | – |
>カウンターで全てを破壊
『強化特殊スキル』を発動するエネルギーがなくても『特殊スキル』でのガード発動中は無敵、タイミングがあっていればスキルの威力を上昇したうえでガード反撃が発動可能です。
『特殊スキル』『強化特殊スキル』を押しっぱなしにするとガードを継続させることができ、ガード中はシールドを生成します。シールド値はベンのHP上限の16%を超えず、ガード継続中は時間経過とともに減少していきます。
スキル発動後にもう一度『特殊強化スキル』を発動すると前方に追い打ち打撃を行い、炎属性ダメージを大量に与えつつコアパッシブスキル効果によってチーム全体にシールドを付与することが可能です。
追い打ち攻撃は追加でエネルギーを使用するため、多用しすぎるとエネルギーがすぐに枯渇してしまいます。
そのため、状況によってカウンターだけにとどめるか追い打ちするかを選択する必要があり、プレイヤースキルが求められる場面も多いです。
>無敵やシールドで攻撃を受け続ける
『通常攻撃』で空中に飛び上がるモーションがあるエージェントは、空中にいる間は無敵状態となります。
ベンの『通常攻撃』も3段目開始時から着地までの間は無敵です。ただし、空中にいる間は『回避』が使用できないなどのデメリットもありますので『通常攻撃』使用時には注意が必要です。
『回避』は移動距離が短い代わりに、空中にさえ居なければ即座に発動でき『回避反撃』にも無敵時間が存在します。
『強化特殊スキル』使用時にも無敵が発生するため、これらの攻撃を繰り返すことで格上の相手であってもダメージを受けずに戦闘をすることが可能です。
これらの使い勝手の良い無敵が「ベンの単騎性能が高い」と言われる所以の一つでもあります。
>『連携スキル』『支援スキル』は場合によっては不要
ベンは単騎性能が高い代わりに、『支援スキル』や『連携スキル』のダメージ倍率が他のエージェントと比較すると低いです。
2チーム編成などでベンを単独で使用する場合、『支援スキル』や『連携スキル』をほとんど使用しないこともあるので、スキルレベルを上げる際には強化素材が無駄にならないように注意しましょう。
【音動機・モチーフ / おすすめ】
基本的にはモチーフ音動機の『ビガー・シリンダー』が相性バツグンです。
カウンターを使用することを想定された設計になっており、防御力を参照して固定%追加ダメージを確定会心で与えるのでベンが最大限にパフォーマンスを発揮できます。
Ver 1.2時点で追加されたシーザーのモチーフ音動機『猛進するキバ』が初めての防護用S級音動機として実装されたことにより、ほとんどの防護エージェントの最有力候補となりました。
チーム全体性能で考えるなら『猛進するキバ』、ベン単体の性能で考えるなら『ビガー・シリンダー』がよいかもしれません。
【ドライバディスク / 推奨ステータス】
>攻防一体型構築
ドライバディスク | ディスク効果 |
---|---|
ホルモン・パンク(2) | 2セット効果:攻撃力+10%。 4セット効果:接敵状態突入時、または出場した時、装備者の攻撃力+25%、継続時間10秒。20秒に1回のみ発動可能。 |
ソウル・ロック(2) | 2セット効果:防御力+16%。 4セット効果:敵の攻撃を受け、かつHPが減少した時、装備者の被ダメージ-40%、継続時間2.5秒。15秒に1回のみ発動可能。 |
スィング・ジャズ(2) | 2セット効果:エネルギー自動回復+20%。 4セット効果:『連携スキル』または『終結スキル』発動時、チーム全体の与ダメージ+15%、継続時間12秒。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。 |
ベンは防御力を増加させる『ソウル・ロック』を活用できる数少ないエージェントです。防御力の上昇幅が攻撃力の上昇幅よりも大きいため、優先的に『ソウルロック』を採用するのが良いでしょう。
『ソウル・ロック』4セット効果のダメージ減少までは必要ないですが、カウンターがおぼつかないうちは4セットで採用することもできます。
また、ベンは攻撃力の基礎ステータスも高いので『ホルモン・パンク』の採用も無理ではなく、『強化特殊スキル』の回転率を上げるために『スイングジャズ』を2セット採用するのも選択肢の一つです。
4セット効果にとらわれる必要もないので、各種2セットずつでいいとこ取りするというもの面白いです。
>撃破構築
ドライバディスク | ディスク効果 |
---|---|
ショックスター・ディスコ(4) | 2セット効果:衝撃力+6%。 4セット効果:『通常攻撃』、『ダッシュ攻撃』、『回避反撃』がメインターゲットに与えるブレイク値+20%。 |
ソウル・ロック(2) | 2セット効果:防御力+16%。 4セット効果:敵の攻撃を受け、かつHPが減少した時、装備者の被ダメージ-40%、継続時間2.5秒。15秒に1回のみ発動可能。 |
『ショックスター・ディスコ』を装備してベンを撃破エージェントとして運用する構築です。
心象映画6凸とドライバディスクの両方で『通常攻撃』『ダッシュ攻撃』『回避反撃』が与えるブレイク値が合計で40%上昇するので、一人でブレイクをすることもできるようになります。
シーザーのモチーフ音動機『猛進するキバ』があると防護エージェントでも衝撃力を高めることもできるので、更にベンの編成幅を広げることが可能です。
>厳選推奨ステータス
メインステータスは主に攻撃力%と防御力%の二択です。6番ディスクのみブレイク性能を上げるために衝撃力にする選択肢もあります。
また、音動機『ビガー・シリンダー』を使用する場合、攻撃を受けたあとの追加ダメージは確定会心となるため、4番ディスクに会心ダメージを入れてダメージ量を上げることも可能です。
ディスク番号 | おすすめメインステータス | おすすめサブステータス |
---|---|---|
1番ディスク | HP (固定) | 攻撃力% 防御力% 会心率 会心ダメージ |
2番ディスク | 攻撃力 (固定) | 攻撃力% 防御力% 会心率 会心ダメージ |
3番ディスク | 防御力 (固定) | 攻撃力% 防御力% 会心率 会心ダメージ |
4番ディスク | 攻撃力% 防御力% 会心ダメージ | 攻撃力% 防御力% 会心率 会心ダメージ |
5番ディスク | 攻撃力% 防御力% | 攻撃力% 防御力% 会心率 会心ダメージ |
6番ディスク | 攻撃力% 防御力% 衝撃力(撃破運用する場合) | 攻撃力% 防御力% 会心率 会心ダメージ |
>> ベンのステータスは防御力と攻撃力どっちが優先?
防御力%を採用できる珍しいエージェントですが、攻撃力の基礎ステータスも高いのでメインステータスはどちらを上げるほうが効率的かという問題があります。
結論から言うと理論値では防御ディスクを厳選したほうがステータスが高くなります。
ベンのLv.60時のステータスは以下のとおりで、ディスクによる上昇値に対してコアスキルでの攻撃力への変換ロスを計算すると、最終的には防御力のほうが優勢となります。
コアスキルがEの場合は攻撃力のディスクのほうが優勢なのであくまで理論値での話です。
攻撃力 | 防御力 | |
---|---|---|
エージェントステータス (Lv.60) | 867 | 724 |
ディスクメインステータス上昇幅 (S級最大強化Lv.15) | 攻撃力+30% | 防御力+48% |
上昇値 | 260.1 (867*0.30) | 347.5 (724*0.48) |
コアスキルによる攻撃力変換 (F :開幕防御力の80%) | 260.1 (変換なし) | 278.0 (347.5*0.8) |
【おすすめパーティ編成】
>単独での運用が強い
ベンは単独(もしくはクレタとのツーマンセル)で使用するのが最も輝きます。しかし、単騎性能が高い代わりにチームとしての強さはイマイチです。
追加能力でチーム全体の会心率を上昇させることができますが、防護エージェントは立ち位置が曖昧な部分も多く、撃破や支援の中間となってしまいます。
少人数で【式輿防衛戦】などの2チーム目として運用したり、【炎属性PT】サポートとして組み込むとベンの強さを活かすことができますが、炎属性はルーシーとベン以外はS級エージェントが多いのがネックです。
>邪兎屋/ヴィクトリア家政/特務捜査班と相性が悪い
編成の難しさがベンの単独運用の原因でもあります。
エージェントの追加効果は同陣営や同属性、指定の特性がメンバー内にいると効果が発揮できますが、白祇重工/炎/防護のベンは邪兎屋/ヴィクトリア家政に相性の良いエージェントがいません。
そのため、より効率的なメンバーに組み込もうとすると、白祇重工メンバーか炎属性の「11号」、あるいは炎属性多めのカリュドーンの子に混ぜなければなりません(Ver 1.2時点)。
今後、炎属性や防護に関するエージェントが増えることで、チーム全体として調和の取れた採用ができる可能性がでてきます。
【戦闘テクニック / コンボ】
現在研究中。
【心象映画 / おすすめ凸数】
心象映画 | 効果 |
---|---|
1凸 | おすすめ:★・・・・ 反作用力 『特殊スキル』または『強化特殊スキル』を発動し、敵の攻撃をガードした場合、攻撃を仕掛けた敵の与ダメージが30%ダウンする、継続時間15秒。 |
2凸 | おすすめ:★★★★・ 守を以て攻と為す 『特殊スキル』または『強化特殊スキル』を発動し、ガード反撃を成功させた場合、ベンの防御力300%分の追加ダメージを与える。 |
3凸 | おすすめ:★★★・・ 緻密な予算計画 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 |
4凸 | おすすめ:★★★★・ 臨機応変 『特殊スキル』または『強化特殊スキル』の最中に、無敵効果で敵の攻撃を防いだ場合、その後の反撃の与ダメージが30%アップする。 |
5凸 | おすすめ:★★★・・ 余すところなく 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 |
6凸 | おすすめ:★★★・・ 野性の闘志 『強化特殊スキル』の最中に攻撃または強力な追加打撃を行うと、『通常攻撃』、『ダッシュ攻撃』、『回避反撃』が与えるブレイク値が20%アップする、継続時間12秒。 |
>おすすめは2凸/4凸
2凸/4凸でカウンターによる総ダメージ量が増加します。カウンターを主軸に戦うので凸を考える場合は2凸/4凸を一つの区切りに考えるとよいでしょう。
A級エージェントなので凸自体はさほど難しくなく、カウンターがスキルレベルに依存しているので、3凸/5凸はS級エージェントに比べると重要になります。
1凸のダメージ減少効果はほぼいらないですが、6凸のブレイク値アップはベンを撃破として運用したい場合にはあったほうが良いです。
【ステータス】
>Lv.60時ステータス
HP | 8577 |
防御力 | 724 |
会心率 | 5% |
異常掌握 | 86 |
貫通率 | 0% |
攻撃力 | 867 |
衝撃力 | 95 |
会心ダメージ | 50% |
異常マスタリー | 90 |
エネ自動回復 | 1.2 |
【プロフィール】
プロフィール |
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屈強な体、温厚な心。 骨にひびが入るほどの一撃を繰り出す大きな手で、いつも電卓を叩いている。 魚と熊掌、 文武両道。 ならず者と渡り合うこともあれば、帳簿の計算 をすることもある・・・キャビアがあれば尚よし。 毛皮はふわふわ、 仕事はガチ。 生まれつき数字に強く、 真面目かつ几帳面。 会社の帳簿58冊を全て暗記している。 |