ゼンレスゾーンゼロ、対ホロウ特別行動部第六課所属『月城柳』のキャラクター解説です。『月城柳』を採用したパーティ編成や心象映画の凸効果、おすすめ武器や採用ボンプの参考にどうぞ。
【注目トピック】
・「月城柳」は引くべき?引かなくてもいい?
・「月城柳」1凸と音動機ならどっち優先?
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【総合評価】
凸数 | 評価ランク | 評価コメント |
---|---|---|
無凸 | ・【混沌】特化型の異常エージェント ・【極性混沌】を発生させ異常マスタリーの最大4100%分の追加ダメージ ・【極性混沌】は発動しても状態異常が打ち消されない | |
6凸 | ・1凸で無敵効果や異常マスタリーがアップ効果を獲得する【洞察力】を獲得 ・2凸で『強化特殊スキル』の追加操作が可能に |
> 混沌特化型の異常エージェント
「月城柳」は対ホロウ特別行動部第六課に所属する異常エージェントです。初の混沌特化型エージェントでもあり、複数状態異常による【混沌】に関する効果を複数持ち合わせています。
『通常攻撃』には2つの構えが存在し、「上弦」「下弦」のそれぞれの構えによって異なるバフ効果を獲得、「月城柳」の構えが切り替わってからの8秒間は直前の構えで得たバフ効果が継続します。
構え | 獲得可能なバフ効果 |
---|---|
「上弦」の構え | 自身の与える電気属性ダメージが10%アップする。『通常攻撃』発動中、中断耐性レベルがアップする。 |
「下弦」の構え | 自身の貫通率が10%アップする。『通常攻撃』の中断レベルがアップする。 |
適用されているバフ効果はキャラクターアイコン下のマークを確認可能、構えは『特殊スキル』『強化特殊スキル』を使用することで変更可能です。
「月城柳」は複数異常エージェントで構築される【混沌編成】で、混沌アタッカーとして優れたパフォーマンスを発揮します。
> 状態異常が消えない【極性混沌】
「月城柳」は特定スキル使用時に【極性混沌】を発生させることができます。
【混沌】は複数の状態異常をターゲットに付与したときに、本来与えるダメージを前倒ししてダメージを発生させる状態異常です。次の状態異常を早く付与することができるため、状態異常を連打できる異常エージェントにとっては強力なダメージソースとなります。
【極性混沌】は【混沌】効果の15%分のダメージを発生させたうえで、「月城柳」の異常マスタリーを参照して最大4100%分の追加ダメージを与えます。また、【極性混沌】は発動してもターゲットの状態異常は打ち消されないという特徴を持ちます。
イメージとしては、「状態異常の敵に対して『強化特殊スキル』使用すると状態異常が打ち消されない【極性混沌】が無条件かつ確定で発生し、正規の【混沌】が発生したタイミングで状態異常が打ち消される」といった感じです。
> 【三種混沌】が現実的に
「月城柳」が実装されたことによって、Ver1.2 までに登場した「ジェーン」「バーニス」と合わせて【三種混沌】を組むことが可能となります。
「グレース」を採用した【三種混沌】では、「グレース」の『追加効果』が同陣営か同属性を要求していたため発動できず性能を発揮できていませんでした。
これに対し「月城柳」「ジェーン」「バーニス」は、チーム内に他の【異常】がいれば『追加効果』を発動できるため、属性に縛られない編成が可能です。
【スキル・強化優先度】
スキル | 優先度 | 優先理由 |
---|---|---|
コア |
★★★★★ | ・ 【混沌】を主軸に立ち回るため最優先 |
通常 |
★★★★・ | ・通常時に使用できるメインスキルとなるためある程度優先して上げておきたい |
回避 |
★・・・・ | ・ 後回しで良い |
支援 |
★★・・・ | ・ 後回しで良い ・ 『支援突撃』のダメージ倍率は高め |
特殊・特殊強化 |
★★★★★ | ・ 「月城柳」のメインスキルなので最優先 ・ 【極性混沌】発動スキルでありスキルレベルによって追加ダメージが増加 |
連携・終結 |
★★★★★ | ・ 【感電】や【混沌】に直結するので最優先 ・ 【極性混沌】発動スキルでありスキルレベルによって追加ダメージが増加 |
特記事項 | 不可 | 可 | 得意 |
---|---|---|---|
パリィ支援 | – | ◯ | – |
銃弾弾き | ◯ | – | – |
>【極性混沌】を発動できるスキルを優先
【極性混沌】は『強化特殊スキル』『終結スキル』で発動することが可能です。そのため基本的には『特殊スキル』と『終結スキル』を優先して強化するのがおすすめです。
【極性混沌】による追加ダメージはスキルレベルだけでなく異常マスタリーのステータスも参照するため、スキルレベル及び音動機やドライバディスクに関しても気を使う必要があります。
また、『心象映画2凸効果:卓越した適性』で『強化特殊スキル』による突進攻撃を追加で行うことができるようになり、より多くのダメージを与えることが可能になります。
> 【混沌】サポート効果のあるコアパッシブ
『コアパッシブ:月蝕』によって、「月城柳」が『強化特殊スキル』を使用したあとに任意のメンバーが【混沌】効果を付与したとき、ダメージ倍率を最大250%増加させることが可能です。
【極性混沌】では「月城柳」が特定スキルによって【混沌】を発生させる必要がありますが、コアパッシブの効果は『強化特殊スキル』を発動後15秒以内であれば誰でも対象となります。
複数異常特性を採用した【混沌編成】では条件を満たしやすく、自身の『追加効果』で電気属性の状態異常蓄積値も上げることができるため、チームを【混沌】に特化させる場合には非常に優秀なコアパッシブ効果と言えます。
【音動機・モチーフ / おすすめ】
【ドライバディスク / 推奨ステータス】
>異常マスタリー特化構築
ドライバディスク | ディスク効果 |
---|---|
フリーダム・ブルース(2 or 4) | 2セット効果:異常マスタリー+30Pt。 4セット効果:『強化特殊スキル』が敵に命中すると、装備者の属性に応じて、ターゲットの対応する状態異常蓄積耐性-20%、継続時間8秒。同属性での重ね掛けは不可。 |
ケイオス・ジャズ(2) | 2セット効果:異常マスタリー+30Pt。 4セット効果:炎属性ダメージおよび電気属性ダメージ+15%。控えにいる時、『強化特殊スキル』と『支援攻撃』の与ダメージ+20%。出場した後も効果は5秒継続する。この効果継続は7.5秒に1回のみ発動可能。 |
霹靂のヘヴィメタル(2 or 4) | 2セット効果:電気属性ダメージ+10%。 4セット効果:フィールド上に【感電】状態の敵がいる時、装備者の攻撃力+28%。 |
「月城柳」は【極性混沌】の追加ダメージが異常マスタリーを参照するため、『フリーダム・ブルース』や『ケイオス・ジャズ』の採用はほぼ必須です。
『ケイオス・ジャズ』の4セット効果による電気属性ダメージ+15%は無条件のため優秀ですが、『強化特殊スキル』の与ダメージ効果は出場後5秒しか継続しないので、『フリーダム・ブルース』4セット効果の状態異常蓄積耐性デバフのほうが使いやすいと言えます。
また、『霹靂のヘヴィメタル』による電気属性ダメージ及び攻撃力増加効果も維持しやすいため採用選択肢に入ります。場合によっては3種を2セットずつ採用して異常マスタリーと電気属性ダメージのいいとこ取りをするというのもおすすめです。
>厳選推奨ステータス
ディスク番号 | おすすめメインステータス | おすすめサブステータス |
---|---|---|
1番ディスク | HP (固定) | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー |
2番ディスク | 攻撃力 (固定) | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー |
3番ディスク | 防御力 (固定) | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー |
4番ディスク | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー |
5番ディスク | 攻撃力% 貫通率 電気属性ダメージボーナス | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー |
6番ディスク | 異常掌握 エネルギー自動回復 | 攻撃力% 会心率 会心ダメージ 異常マスタリー |
【おすすめパーティ編成 / ボンプ】
>パーティ編成
>おすすめボンプ
おすすめボンプ | ランク | コメント |
---|---|---|
プラグノボンプ | ・ 電気属性メンバーが2人以上いるときに追加効果を発動 ・電気属性統一編成で状態異常蓄積値を溜めやすくなる ・Aランクの「ビリビリボンプ」で代用可能 |
>【混沌編成】では最強格
【混沌】によるダメージ増加や【極性混沌】発動時に状態異常を打ち消さないなど、【混沌】に関する効果を複数持っているため、「月城柳」を採用した編成では【混沌】を戦闘に組むことが大前提となります。
「バーニス」や「ジェーン」といった異常エージェントと合わせることで、相乗効果を期待できるので【混沌編成】では引っ張りだこです。
一方で、【混沌】をあまり発揮できない編成では能力の多くが腐ってしまうため、【電気属性統一編成】ではそれほど強みを発揮できません。
> 初の所属恩恵無しエージェント?
エージェントの『追加効果』は陣営か属性が一致すると発動するパターンが多かったですが、「月城柳」は陣営によって恩恵を得られないエージェントとなっています。
チーム内に異常もしくは電気属性がいる場合には『追加効果』が発動しますが、同じ対ホロウ特別行動部第六課メンバーの「蒼角」を入れても発動しません。
「蒼角」は同じ陣営がいれば『追加効果』を発動できるため同陣営の実装を待っていましたが、「月城柳」の編成とはやや相性が悪いため今後も編成には難を抱えそうです。
【戦闘テクニック / コンボ】
鋭意制作中。
【心象映画 / おすすめ凸数】
心象映画 | 効果 |
---|---|
1凸 | おすすめ:★★★★・ 敵を知り、己を知る 任意のメンバーが敵を状態異常にした時、月城柳は「洞察力」を1重獲得する、継続時間15秒、 最大3重まで重ね掛け可能、重複して発動すると継続時間が更新される。 敵の攻撃を受けた時、月城柳は「洞察力」を1重消費して無敵効果を得る、継続時間1秒。 「洞察力」を1重以上所持している時、月城柳の異常マスタリーが80Ptアップする。 「敵の弱点を知ることは自身への保険であり、勝率向上のためでもあります」 柳は眼鏡をクイっと上げる。 どれほど勝算があろうと、彼女の声音はいつもどおり冷静なままだ。 |
2凸 | おすすめ:★★★★★ 卓越した適性 『強化特殊スキル』の高速突き刺しによる電気属性の状態異常蓄積値が20%アップする。高速突き刺しが敵に命中した時、「特殊攻撃」ボタンを長押しし続けると、追加でエネルギーを10Pt消費して再び突き刺し攻撃を放つ、エネルギーが尽きるか長押しをやめると、そのまま落下攻撃を発動する。 落下攻撃が状態異常の敵に命中、かつ「極性混沌」効果が発動した時、ターゲットに対するダメージ倍率が本来の「混沌」効果の20%になる。突き刺し攻撃を追加で1回発動するたびに、該当ダメージ倍率が追加で15%アップする。ダメージ倍率追加アップ効果は最大2回まで発動可能。 また、「渦潮」の重数が上限に達した後に再度「渦潮」を獲得すると、代わりに蒼角はエネルギーを1.2Pt回復する。 「いかに尋常ならざる環境へ放り込まれようと、柳ならば対処できるだろう」 「私は己を信じる以上に、柳を信じている」 ——「目に映る落ち葉をすべて断ち切る」修行に励む武芸者 |
3凸 | おすすめ:★・・・・ 月城さんのマネジメント術 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 人は対ホロウ6課を、天才という名の変人の集まりだと口を揃えて言う。 そんな中、唯一「まとも」と言えるのが月城柳だ。 変人の集まりを天才の集団たらしめているのは、彼女の手腕である。 |
4凸 | おすすめ:★★★・・ 盤上の支配者 月城柳が敵に状態異常ダメージを与えた時、 ターゲットに「暴露」効果を付与する、継続時間15秒。 「暴露」効果を付与された敵が攻撃を受けた時、今回の攻撃の貫通率が16%アップする。 いついかなる場合でも、月城柳はあらゆる情報を最速で把握し、最適な判断を下すことができる。 |
5凸 | おすすめ:★・・・ 鬼「ママ」 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 月城柳は現在、蒼角の唯一の指定後見人である。 「蒼角、それは課長のおにぎりですよ。勝手に食べちゃ——はぁ…仕方がないですね。温めてあげますから、こちらへ来てください。」 「後で同じものを買って、返しておきましょう…」 |
6凸 | おすすめ:★★★★★ 人ならざる血 『強化特殊スキル』の突き刺し攻撃を発動した後、「森羅万象」状態の継続時間が30秒まで延長される。状態継続中、『強化特殊スキル』の与ダメージが20%アップする。 「卓越した適性」による「極性混沌」ダメージ倍率追加アップ効果の最大発動可能回数が4回になる。最初の4回の突き刺し攻撃追加発動時に消費されるエネルギーが半減する。 月城柳の体内には、彼女のものではない血が流れている。 その血はかつて絶望に直面した彼女を救い、特別な力を授けた。 「ですがご存知の通り…私のものではない以上、いつかは代償を払う時が来るでしょう」 |
>おすすめは2凸
「月城柳」の心象映画は2凸がおすすめです。
1凸効果では【洞察力】を獲得可能となり、異常マスタリー増加と無敵効果を得ることができるようになります。スキルそのものの操作拡張や代替できない効果ではないため、ステータスアップと無敵効果をどれくらい重視するかによって価値が代わってきます。
2凸効果は『強化特殊スキル』の性能が上昇して追加操作が可能となり、【極性混沌】に関する追加ダメージ増加効果を得るなど「月城柳」の核となる部分が強化されるため非常に重要です。
凸を考える際は、無凸もしくは2凸を基準にすると良いでしょう。1凸で止めてもよいですが、モチーフ音動機『刻流の賢者』もそこそこ優秀のため、無凸モチーフ有という選択肢もあります。
【ステータス】
>Lv.60時ステータス
HP | 7788 |
防御力 | 612 |
会心率 | 5% |
異常掌握 | 112 |
貫通率 | 0% |
攻撃力 | 797 |
衝撃力 | 86 |
会心ダメージ | 50% |
異常マスタリー | 114 |
エネ自動回復 | 1.2 |
【プロフィール】
プロフィール |
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あんぱんってそんなにおいしいのお?ナギねえったら、お弁当を蒼角に渡して、またあんぱん食べに行っちゃった! ――蒼角 「副課長どのにはホントお手上げだよ。あの人の辞書に、見て見ぬふりって言葉はないのかな」 ――浅羽悠真 「柳。私が思うに報告書とは、課長でなくとも書くことが・・・なに?この制度を改めるのにも報告書がいるのか」 ――星見雅 「月城副課長って、きょう誕生日でしたっけ・・・?」 ――母の日に、花に埋もれた柳の机を見た対ホロウ行動部の新人 |
トピック:「月城柳」は引くべき?引かなくてもいい?
[2024年11月06日 執筆]
【混沌編成】をメインに考えているのであれば「月城柳」は必須です。
現状、「月城柳」は唯一の【混沌】に関する効果を持つエージェントのため、混沌理想PTを作った場合は「月城柳」がいるかどうかが【混沌編成】の強さに直結します。
「ジェーン」や「バーニス」はあくまでも異常エージェントとして特化していたので、【異常編成】では非常に高いパフォーマンスを発揮していましたが、「月城柳」は異常でチームを組む前提で作られているため【混沌編成】に限っては最優秀です。
逆に言うと、【混沌】を主軸にしないのであればそれほど優先度は高くなく、電気属性単体で考えるなら「グレース」で十分という見方もあります。
こんな人は | 「月城柳」をどうするか… |
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【混沌編成】を組みたい もしくは 今後【混沌編成】を考えている | 「月城柳」は引いたほうが良い |
【混沌編成】を組めない もしくは 今後も【強攻】エージェントを中心に使う | 「月城柳」はスルー |
見た目とか声が好き | いち早く引いたほうが良い |
メガネ好き | 心象映画でメガネを外していることについて要検討の上、引いたほうが良い |
トピック:「月城柳」1凸と音動機ならどっち優先?
[2024年11月06日 執筆]
異常音動機には優秀なものも多いですが、『刻流の賢者』は【混沌】に対する追加効果をもつ初の音動機であるため、今後【混沌編成】を主軸に組んでいくことを想定している場合は、1凸よりも優先して音動機を引いておいたほうが良いでしょう。
「月城柳」の1凸効果は無敵やステータスアップにとどまっており、直接的に【混沌】に影響が出る効果や追加操作があるわけではないため「ジェーン」や「バーニス」と比べると優先度が下がります。
2凸効果は固有能力である【極性混沌】や操作拡張があるため非常に強力です。2凸と音動機で悩む場合は2凸のほうが良いですが、1凸で止まるくらいであればモチーフを狙うのがおすすめします。