「妄想エンジェル」で採用される同時編成での演出変化機能はVer1.0以来、約1年半ぶりの登場となります。ゼンゼロではことあるごとに、編成の役割や価値、キャラを無駄にしない取り組みが施されていますが、今回の付加価値の付け方もよく練られているようです。
昨今の課金事情

昨今のソシャゲ課金の中心になっているのは主に見た目(Pay for fun)と性能(Pay for win)であると言えます。より入念なゲーム性能を持つコンソール版ゲームのほうが、お金での格差を生まないような「見た目の良さ」でのみ課金を用意しています。
また、シーズンパスのような制度が浸透して長く、あらゆるゲームはシーズンパスによるガチャ券の優遇や育成アイテムの優遇など、最終的な差を生みづらいけれど、より快適なゲームライフを楽しむための課金要素を増やしてきました。
しかし、各キャラの性能や見た目を盛るだけ盛ってもその価値には限界があり、見た目や性能がバッチリ来ないときのユーザー心理的には「うーん、でもそこまで引きたい感じないけどなぁ…」となることもあります。
そのため、クリアまでの速度にワザと制限をかけて、プロダクトサイクル(製品寿命、この場合ゲームの寿命)をゆったりさせ、あたかもゲーム進行が難しいかのように見せて、その間に新しいキャラを突っ込むという戦術を取るわけです。
付加価値とユーザー心理

これまで実装したキャラは性能相性や関係値によって「一緒に使いたい度」が決まっていました。
例えば「ジェーン」と「セス」、「雅」と「柳」、「アストラ」と「イヴリン」、「儀玄」と「橘福福」などが挙げられます。しかし、単独でも十分強力なキャラばかりのため、これらの組み合わせを求めていない人やポリクロームに余裕がない人は両方引くことまではしないことも多々あります。
故に、強いと言われていた「雅」「アストラ」「儀玄」は引いたけれど、「柳」「イヴリン」「橘福福」はガチャを渋ったため持っていない、という現象が起きているわけです。
これだと、結局強いキャラが登場した前後はユーザーがポリクローム消費を懸念してしまって変調が回らないわけで、引いてもらうためには「何らかの付加価値」が必要というわけです。
妄想エンジェルの何がすごいか
「妄想エンジェル」はゼンゼロが始まる前から実装が検討されていた陣営で、「複数のキャラによってバリエーションが変化する」ということがまことしやかに囁かれていました。この機能はVer1.0時点で既に「ベン」「クレタ」にて仮実装されており、同一編成するとモーションや性能、演出が変化するというもので、実はリリース当初から機能は試験的に存在していたというわけです。
「ベン」「クレタ」の仕様では、性能がちょっと上がったり『終結スキル』のモーションが変化するなどの違いがありました。戦術的にはそれほど差は生まれませんでしたが、しかしそれでも「一緒に編成したいな…」という心理が発生した人も多いと思います。
おそらく、この機能によるマネタイズは企業にとってコスパが悪い選択といえます。なにせ、各キャラごとの相性や関係を考えながら、別途ダメージ倍率を変えたり、見た目もソロとは違う要素が増えるためモーションやアニメーションにも変化が加わります。そんな面倒なことをわざわざするくらいなら、キャラごとの演出など用意せず「性能が高いキャラ」か「露出が多いキャラ」を入れておけば収益が上がってOKなわけです。
「妄想エンジェル」のコラボ機能は、ある程度予算を度外視したうえで、それでもユーザーに付加価値を感じてもらえるような機能として、開発が練るだけ練った結果で実装されているというわけですね。
同時編成演出が増えるとどうなるのか

では、同時編成演出が増えるとどのような心理変化が起きるかというと、これまで以上に「キャラ相性」を感じるようになります。ユーザーとしても画一的なモーションや演出ばかりになるよりも、バリエーションを提示してもらったほうが楽しみが増えるのでWin-Winです。
「葉瞬光」の性能に目がくらんでポリクロームの消費が押さえられなかったプレイヤーからすると迷惑な話かも知れませんが、「千夏」「アリア」のどちらかを引くともう片方も欲しくなると思います。これが開発の狙いであり、上手な付加価値の付け方というわけです。マーケティングの妙を理解していて感心せざるを得ません…。
元々、ゼンゼロはガチャ実装順や復刻順も相当考えられていると感じたので、この実装にも何らかの意味合いがあります。もし自分が開発・運営だったら「葉瞬光を実装した後、ポリクローム不足のユーザーの財布を開かせるためにはどのようにするべきか」を考えれば自ずと答えは出るはずです。
私は両方引きます。餅込みで。
『Zenless Zone Zero』は HoYoverse の登録商標です。
※記事内で使用している画像は『二次創作に関するガイドライン』に準ずる範囲で、ゲーム内及び公式サイトなどから取得しています。



凡夫な給与の人間なので何を引くのかってホント大事なんですよね…
キャラ愛もそうだしある程度は高難度も視野に入れつつ
悩ましいのがキャラのモーションと戦闘するだけなら零号ホロウで使えちゃうんですよね…でも町での撮影とかしたくて、いつかパエトーン兄妹みたいにキャラ事の自撮りポーズとかきたら発狂するし、着せ替えするのも所持が必須なので…
つまりは私も妄想エンジェル全部引きます!!!
あと編成での技変化ってゼンゼロのグッと惹かれたところなので
開発大変でしょうけどもっと欲しいし既存キャラたちにも付けてほしいです切実に
このような辺境の小規模サイトにコメントいただきありがとうございます!
本サイトも維持費をすら稼げてないくらいなので、全キャラ1凸引けるほどの余裕すらなく…本当は全員何凸もしたいのですけど難しい話ですよね…
ただ、妄想エンジェルはかなり気合い入れて作ってるみたいなので、開発・運営さんへの感謝も含めてより多くの人に入手してほしいところです!