「復刻ガチャ」として独占再上映なる変調が追加されました。定期的に開催する特大復刻イベントらしいですが、変調の仕様と時期に関しては若干『罠』っぽいところもあるため、引く前にいくつか確認しておきたいポイントを紹介しておきます。
目次
前提
『独占再上映』は、新規プレイヤーなどの「該当エージェント未所持」の場合には特に問題ありません。シンプルに天井すり抜け無しの優良ガチャとして回してもらってOKなので、本記事は特に読まなくても大丈夫です。
『独占再上映』が罠になる可能性があるのは、「既に持っているエージェントの凸を狙うプレイヤー」や「お得だから引いておこうと考えているプレイヤー」です。
独占再上映とは

『独占再上映』はいわゆる「復刻ピックアップガチャ」で、該当のエージェントから指名して復刻ガチャを回すことができます。ただし、通常の期間限定変調とは異なる仕様があるため、先に知っておくべきポイントがあります。
- 初回10連のみ20%OFF(1600ポリクローム→1280ポリクローム)
- 初回のみすり抜け無し(2周目以降はどのキャラも50%排出)
- 通常独占変調とは独立してカウントされる
- 以降同様のイベントが開催する場合での20%OFF持ち越しは不可
- 『独占再上映』に選ばれたキャラが後日恒常落ちというのは今のところ無い
変調詳細
「独占再上映」チャンネルが期間限定開催中!このチャンネルでは[暗号化マスターテープ]を使用して変調を行うことができます。 今期の独占再上映チャンネル:「芳しきタイムの誓い」、「瞬雷に映る影」、「千の音を奏でて」。 現在選択中の「千の音を奏でて」では、限定S級エージェント[アストラ]の変調受信確率が大幅アップします! 「千の音を奏でて」では、変調を通じて今期の他2名の限定S級エージェントを招集することができません。ピックアップ・エージェントを変更する場合は、変調画面で対応するタブに切り替えてください。 ※上記シグナルのうち、今期限定S級エージェントが常設チャンネル「話題のキャスト」に実装されることはありません。 ※本変調イベントは期間限定となります。チャンネル内の全シグナルは後日再登場される可能性があります。 ※このチャンネルは「独占再上映」チャンネルです。変調回数と確定排出の累計は、「独占再上映」チャンネルのみで行われ、他のチャンネルとは別々にカウントされるため、互いに影響することはありません。 ※「独占再上映」チャンネルの確定排出は、特別確定排出と通常確定排出に分かれます。詳細は下の「独占再上映の特別案内」と「独占再上映の変調詳細」をご確認ください。
ゲーム内変調画面-詳細説明より引用
特別確定排出と通常確定排出について
特別確定排出
『特別確定排出』とは、欲しいS級エージェントがすり抜けなし、つまり初回天井で絶対に入手できる確率のことです。どれだけ沼っても90連で100%入手できます。
『特別確定排出』の権利は、『独占再上映イベント』が行われるたびに1度だけ得ることができます。
【初回S級シグナル受信で必ずピックアップ・エージェントを招集】 独占再上映チャンネル開催期間中、当該チャンネルで初めて受信したS級シグナルは、必ず指名の限定S級エージェントとなります(以下、この確定排出システムを「特別確定排出」と表記します)。 特別確定排出は当期の独占再上映の全チャンネルに適用され、期間中に1回のみ有効です。ピックアップ・エージェントを変更しても、特別確定排出の回数はリセットされません。 特別確定排出は独占再上映チャンネルの更新ごとにリセットされ、未使用分の回数は次期に繰り越されません。
ゲーム内変調画面-詳細説明より引用
通常確定排出
『通常確定排出』は、『特別確定排出』を使用して欲しいS級エージェントを入手した後に適用されます。通常の『独占上映』と同じで、S級シグナルを引いたときは50%の確率で欲しいエージェント(指名したキャラ)が入手できます。
【通常確定排出の詳細】 独占再上映チャンネルの特別確定排出と通常確定排出の回数はそれぞれ独立してカウントされ、互いに影響することはありません。 当期の独占再上映チャンネルで初めてS級エージェントを招集した際、優先的に特別確定排出の回数が消費されます。特別確定排出の回数を使い切った後、再びS級エージェントを招集する場合は、通常確定排出ルールが適用されます(下記「独占再上映の変調詳細」をご確認ください)。
ゲーム内変調画面-詳細説明より引用
こんなケースはどうなるか

今期の『独占再上映イベント』にて指名したS級エージェントを確定確保し、そのまま『独占再上映』を狙って外した(恒常キャラが出てしまった)場合、通常確定排出ルールによって次のS級シグナルは指定したキャラになります。
もし、その状態で今期の独占再上映が終わってしまった場合は、次の独占再上映でもらえる『特別確定排出』と『通常確定排出』によって確定が保証されるため、2連続で欲しいキャラが確定入手できます。
※独占再上映チャンネルの通常確定排出回数は、そのチャンネル内で継続的に累計されます。例:今期の独占再上映で特別確定排出がすべて消費された後、さらに変調で非限定S級エージェントを1名招集した場合、次期の独占再上映では、最初に受信した2回のS級シグナルは必ず当期指名の限定S級エージェントとなります。
ゲーム内変調画面-詳細説明より引用
独占再上映の罠
初回20%OFFは本当にお得なのか?

ゼンゼロの1周期天井は14400ポリクロームで、50%の確率で目当ての期間限定キャラが獲得できます(90連×160ポリクローム)。すり抜けは最大1回までなので、通常の期間限定ガチャで最悪の外し方をすると、消費されるポリクローム数は28800個となります。
ただし変調の仕様上、実際には変調が進むに従って確率が上がっていく(詳細は割愛)ため、きっかり90回天井ぴったりまで行くケースは稀で、大体70~90連辺りで当たる人が多い印象です。
『独占再上映』は初回20%OFFかつ天井が90連で、一見オトクな感じがします…が、2天井をそもそも想定しないのであれば、実際にはポリクローム消費320個の差しか生まれません。この変調がお得なのは、初回S級シグナルが確定で欲しいキャラという部分であって、確率の増加や使用金額的にお得な部分はそれほどありません。

つまり、確定で天井まで回す場合にはお得になりますが、初回10連のみ回すというのはほとんど無意味です(低確率で10回回すだけ)。
加えて、『特別確定排出』の権利はイベントごとに1回補充されることになっているので、今回中途半端に引いてもS級シグナルがでなければ『特別確定排出』の権利が消費されることはなく、単に次の『独占再上映』のガチャを進めただけになります。
そして、次の『独占再上映』が誰になるのか、いつになるのかは不明です(もっと言うと『独占再上映』のガチャ進行度が引き継がれるかどうかも不明…流石に引き継ぐとは思うけど)。
サンクコストバイアス

『独占再上映』での20%OFFは「独占再上映チャンネルの更新ごとにリセットされ、未使用分は次期に繰り越されません」と記載されています。つまり、運営が言いたいのは「ここで20%OFFを使い切らないとその権利がなくなるのは勿体ないよ」ということです。
しかし、10連で当たらなければ単に1280ポリクロームを消費しただけになってしまいます。ここで重要となるのが「サンクコストバイアス(コンコルド効果)」です。
初回20%OFFを引いた後で多くの人が「あ、これ引き切らないと勿体ないのか…」と気づきます。そして、既に使ってしまった1600ポリクロームを無駄にしまいと変調を続けた結果、70~90回の間で当たった頃には消費したポリクロームの数は10000個を超えていることになります。

「サンクコストバイアス」とは、既に投じたコスト(お金)などに対して「勿体ない…」という一心で損失が出るとわかっていても更にコストを支払う様になる心理効果ことです。次の『独占再上映』で『特別確定排出』を貰うためには今回の『特別確定排出』を使い切らないといけないため、勿体なさが出るような仕組みになっています。
もし、変調を引きたい理由が「お得そうだから」であれば、引かないことをおすすめします。特に指定キャラへの愛着などがない場合には尚更やめておいたほうが良いでしょう。
次に来るキャラを良く考えよう

お伝えしたいのは、「お得にキャラを確保できるかどうかは結局引き次第」ということです。『独占再上映』を引き進めても通常の期間限定ガチャにはなんら影響を与えられませんので、次に引くキャラの天井を縮めるといった用途には使用できません。
そのため、新規プレイヤーや欲しいキャラが未所持のプレイヤー以外は『独占再上映』をスルーする選択肢も十分にありえます。むしろ、中途半端に引いてしまって退路がなくなってしまう前に、最初から引かない選択ができるプレイヤーは買い物上手と言えるでしょう。
2026年1月時点で次に控える陣営が「妄想エンジェル」ということもあり、プレイヤーは財布の紐が固くなっています。運営・開発としてはなんとしてもその財布の紐を緩めなければなりません。年末年始のポリクローム大量配布の上での『独占再上映』は、そういった思惑があるタイミングでの実装でもあるため、引くかどうかの判断は十分考えてからのほうが良いでしょう。
引くと決めたのなら8000~10000個程度のポリクローム消費は覚悟したほうが良いです。SNSで「10連で引いたわw」とどんなに言われても揺らがないのが大事。
『Zenless Zone Zero』は HoYoverse の登録商標です。
※記事内で使用している画像は『二次創作に関するガイドライン』に準ずる範囲で、ゲーム内及び公式サイトなどから取得しています。


